様々なトリュフの種類

数年前まではトリュフといえばヨーロッパのものでしたが、最近は地域や季節も様々なトリュフがあります。
弊社で取り扱いしているトリュフの種類をご紹介します。

ヨーロッパ

4月~8月 サマートリュフ(Tuber Aestivum)外皮は黒くゴツゴツしているのに対し、中は白色かクリーム色をしています。欧州産のトリュフの中では、かなりフレッシュな優しい香りのトリュフです。香りも優しく、比較的安価なので、料理にたっぷり削り掛けることがお勧めです。

9月~12月 秋(オータム)トリュフ(Tuber Uncinatum)外見はサマートリュフとあまり変わらず、外皮が黒くゴツゴツしているが、中は茶色く色付いており、よりトリュフな感じの見た目です。香りも強くはないですが、サマーと比べるとリッチなトリュフらしい香りがしますので、ジビエの季節に向かって良いアクセントになるものです。

10月~1月 白トリュフ(Tuber magnatum)外皮は薄く、色は黄色か白色で、まれに赤色が含まれていることがあります。中は白色、クリーム色、薄茶色と様々で、こちらもまれに赤色が混じっていることがあります。色彩は収穫地の土壌によるといわれていますが、特に赤色の個体は香りがよいとされ珍重される傾向にあります。独特の官能的な香りで、まさにトリュフの王様と呼ばれるに相応しいです。良い白トリュフとされるのは香りが強いものですが、そもそも白トリュフの香りは非常に繊細なので、あまり香りや味が強い料理と合わせると負けてしまうことがありますので、極力優しい料理に合わせる方がいいかもしれません。

12月~3月 冬黒トリュフ(Tuber Melanosporum)サマーやオータムと同じく外皮は固く黒色をしており、中は焦げ茶色か黒色に、白いマーブル模様が入っているのが特徴です。 香りはどっしり重厚でリッチで、ジビエなど冬の食材との相性もとても良いです。 他のトリュフ同様生のまま料理に削り掛けることの他に、パイ包みやホイル焼きなど火を通す調理方法も可能なトリュフです。 元々はフランス産が有名ですが、近年はイタリアやスペインのものもとても評価が高いです。

オーストラリア

6月後半~8月中旬 冬黒トリュフ(Tuber Melanosporum)南半球であるオーストラリアの冬の時期に収穫されるトリュフで、欧州産の冬黒トリュフと全く同じ種類のものです。フランスからトリュフの苗を購入して耕作している生産者も多く、現地ではフランスのトリュフ名産地になぞられて、ペリゴールトリュフとも呼ばれています。

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