トリュフの取り扱いガイド

トリュフは生のキノコであり、鮮度を保つために正しく保存しなければいけません。以下に、トリュフの保存方法をいくつか紹介します。

トリュフを1個体ずつ、キッチンペーパー等で包んで、ガラス容器やタッパーなど蓋のある容器に入れて冷蔵庫で保管することをお勧めします。
その際に容器内でトリュフを重ねて入れると、重さで傷みやすくなるので避けてください。
冷蔵庫内の温度は、弊社では5℃に設定しています。

トリュフを包んでいるペーパーや容器内部は、時間が経つと湿ってきますので、湿り気を感じたらペーパーの交換と容器内の水分を除去してください。
トリュフは水気に弱く、水分が付着しているとカビや腐敗の発生原因になるので、なるべく頻繁に交換してください。
弊社では基本的に毎日この作業を行います。

何日か経つと、トリュフの表面にサラサラした白いカビの様なものが発生することがあります。
トリュフはキノコなので、カビではなく菌糸が表面に浮いてきていることがほとんどで、その場合は直接口にしても害はありませんが、使用する前に、軽く水洗いやブラシでこすって除去した上でご使用ください。
表面がベトベトして湿り気がある場合、匂いが悪い場合は、菌糸ではなくカビである可能性が高いのでご使用にならないでください。
また、トリュフは通常柔らかくなく固いのが正常ですが、時間の経過で柔らかくなってくることがあります。
これは腐るなど劣化のサインなので、押してブヨブヨするものはお使いにならず、固いものだけご使用になることをお勧めします。

うまく保管ができた場合、個体差があるので一概にはいえませんが、弊社ではトリュフの中で一番寿命の短い種類である白トリュフで10日~2週間、それ以外の種類のトリュフだと3~4週間、香りを含めた品質を維持できた例がございます(あくまでも参考情報として、実際には早急に数日間で消費して頂くことを推奨致します)。

トリュフを生米に直接埋める保存方法もききますが、お米の成分がトリュフに悪い作用をもたらしトリュフが腐りやすくなる、お米が必要以上にトリュフの水分を吸ってしまう、という情報もありますので、トリュフの保存方法としてはお勧めしておりません。
余談ですがもしリゾットのためにお米にトリュフの香りを移すのが目的であれば、現地の人は調理の前15分から30分程度お米に埋めておくだけで十分との意見が多いです。

真空パックで保存するのはトリュフが長持ちしやすい一番の方法ともいわれていますが、時間の経過でパック内のトリュフ表面が濡れてきますので、水気に弱いトリュフには良くない環境ではないかと考え、こちらもお勧めしておりません。

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